【比較徹底】布団はコインランドリーとクリーニング、結局どっちが正解?
「布団って、コインランドリーで洗えるなら十分じゃない?」
そんな声をよく耳にします。
ですが、私たちクリーニングの現場から見ると、「コインランドリーで失敗したから…」と、改めてプロに持ち込まれるケースが年々増えているのが実情です。
今回は、布団の素材や使い方に応じて、コインランドリーで済むケース・プロに任せるべきケースの違いを徹底解説。
「どっちが正解?」の答えを、プロの視点からお届けします。
布団の素材・サイズで分かれる「洗っていい布団/だめな布団」
布団の洗浄可否は、「洗える素材かどうか」によって大きく変わります。
たとえば、ポリエステルわたや薄手の合繊布団は水洗いに比較的強く、コインランドリーでも対応しやすい素材です。
一方で、羽毛布団や羊毛布団、シルク混などの高級素材は、熱や摩擦に弱く、乾燥時に縮みや偏りが起きやすいため、家庭用の大型乾燥機での処理はリスクを伴います。
また、見落とされがちなのが「カバーや縫製」。
ブランド寝具に多い高密度カバーや装飾付きの生地は、熱や圧力で風合いが損なわれたり破損したりすることもあります。
プロが解説!5つの観点で徹底比較
見た目がキレイでも、目に見えない汚れは残っていることがあります。 特に布団は、汗や皮脂、ダニの死骸やフンなどが繊維の奥にたまりがち。 どこまでしっかり落とせるかが大きな違いです。
1.洗浄力の差|皮脂・ダニ・雑菌は落ちてる?
コインランドリーでは、家庭用洗濯機より強力に洗えますが、 「見た目がキレイ」=「汚れが落ちた」とは限りません。
プロの布団クリーニングは、たっぷりの水と専用洗剤で、繊維の奥に潜んだ汗・皮脂・ダニの死骸までしっかり洗浄します。
2.乾燥力の差|中わたまで本当に乾いてる?
乾燥不足はカビの原因に直結します。
業務用の高温乾燥で表面は乾いていても、中わたの芯まで乾ききらないことがあり、実は一番多い失敗例です。
クリーニング店では、布団の厚みや素材に応じて乾燥温度・時間を調整し、芯までしっかり乾かします。
3.仕上がりの差|ふっくら・ニオイ・触感
「洗ったのにゴワゴワ」「独特なニオイが残ってる」 そんな声もコインランドリーでは珍しくありません。
プロは仕上げ工程にもこだわり、ふかふか感・清潔な香り・やさしい肌ざわりまで回復させます。
4.衛生面の違い|再汚染・機器の清潔度
コインランドリーは不特定多数が利用するため、 前の人がペット毛・嘔吐物、おしっこなどの早々の付いた布団を洗っていた… なんて可能性もゼロではありません。
クリーニングでは、1枚ずつ個別管理・個別洗浄で衛生面にも配慮しています。
5.コストと手間|安さの裏にあるリスクとは?
確かに、コインランドリーは1回数百円〜で済む手軽さが魅力です。
ですが、「洗い直し」「カビ臭」「生地の傷み」で買い替えるはめになるなら、結果的に損になるケースも少なくありません。
コインランドリーで済ませられる布団/やめておくべき布団
【◎コインランドリーでもOK】
・薄手のポリエステル布団
・来客用などの使用頻度が少ない布団
・汚れが軽度なもの
【✕プロに任せたい布団】
・羽毛・羊毛など高級素材
・子ども用・アレルギー対策が必要な布団
・ブランド寝具・装飾付きカバー
・家族が毎日使う主力布団
「迷ったらプロへ」そんな判断基準でもOKです。
プロの布団クリーニング、ここが違う!
デアの布団クリーニングは、布団ごとに洗い方を変える「オーダーメイド方式」。
洗浄から乾燥、仕上げに至るまで、熟練の職人が1枚ずつ丁寧に対応します。
・繊維の奥までしっかり落とす、たっぷりの水と天然石けんでの丸洗い
・素材や状態を見極めて丁寧に洗う、熟練職人の手洗い技術
・芯までムラなく乾かす、ヒノキ造りの専用乾燥室でふっくら仕上げ
・オフシーズンも安心、最大7カ月の保管サービスオプション
安心して次のシーズンを迎えられる「まっさら状態」でお返しします。
結局どっちが正解?“布団の価値”で選ぼう
たしかに、コインランドリーは手軽で便利です。
でも、「大切にしたい布団」や「確実に清潔にしたい布団」なら、プロのクリーニングが圧倒的に安心。
布団は毎日、あなたや家族の体を預ける場所。
一度プロに任せて、その仕上がりの違いを実感してみてください。